幼保連携型認定こども園

さつなえのもり

おしらせ

学校法人 清明学園
Educational Institution Seimei Gakuen

「もり」の記憶は

「生きぬく力」へ

園長あいさつ

乳幼児期の子どもたちの毎日は好奇心にあふれています。 「これなんだろう?」「やってみたいな」と感じることから始まり、「どうしたらできるだろう」「試してみよう」という探究心を育みます。その探究心はいずれ、「もっと挑戦してみたい!」と思う「冒険心」へとひろがっていきます。 0歳児から5歳児までの心の根っこを作っていく大切な時期、保育教諭はそっとかかわり「見守る」ようにしています。じっと見守りその空間を感じていると、自然にこども達が自分で答えを見つけだします。見つけた答えは次のステップにつながり、次の答えも「自分で」探し出したくなる・・・これが「主体性」の原点になります。 子どもたちは遊びの中で、うまくいかない時に諦めず「どうしてかな」「こうやってみよう」「これがだめなら、ああやってみよう」と「なりたい自分」に少しでも近づけようという姿勢を身に付けていきます。 こうして育った「生きぬく力」が「非認知能力」であり、その後の人生の中で学んでいくであろう「認知能力」(知識、技能を獲得し活用する能力)の大きな土台となっていくのです。 将来子どもたちを取り巻く環境は大きく変化し、求められる能力もそれに伴い変化していくことが予想されます。そんな中、どの時代においても必要とされるのは、変化する環境の中で、どんな状況に直面したとしても、生涯を豊かに幸せに生きていけるように自らの手で課題を見つけ解決し、未来を切り開いていくことのできる力です。 「さつなえのもり」では遊びの環境の中で「非認知能力」を育み伸ばしていきます。自分で考え行動し、何かに夢中になること。達成した喜びが共感できる仲間がいること。 こども達の持つ感覚すべてを使った経験は何よりも尊い学びにつながります。

学校法人 清明学園/さつなえのもり 園長
豊田 千佳子

ナンデダロウ人になろう

保育理念

子どもにとって遊びは生活そのもの、学びそのものです。遊びをとおして多くの経験を重ねるなかで、生きぬく力を獲得していきます。遊びに没頭することで「集中力」を、子ども同士のかかわりから「集団生活のルール」を、自分以外の誰かから認められ、求められることで「自己肯定感」を育みます。子どもが遊びこめる環境づくり、子どもの心を育てる保育者のあり方を見つめ、「人・物・時間・空間・自然」などあらゆるものを、子どもの視点で考え、子どもの心に寄り添った温かい保育を目指します。

場所と時間、人とのふれあい
遊びこむための環境づくり

自ら進んでさまざまな遊びができるコーナーや、年齢やクラスを分け隔てず多くの友達と触れ合える場を園舎の内外に整えています。そうした環境で遊びこむことが、「集中力」「協同性」「意欲」「創造性」「思いやり」「感動」など、「生きぬく力」のもとになるのです。

ひとりひとりが違うこと
遊びあって、知っていく

やさしい子、好奇心旺盛な子、慎重な子、やんちゃな子、いろんな個性の子どもたちが一緒に遊ぶと、ときにはケンカもおこります。悔しい気持ち、友達を思う気持ち、嬉しい気持ち、協力する気持ち、友達との関わり方も遊びのなかで体験し身につけます。

助け合って、信じ合って
子どもたちの「今」を見守る

子どもはまわりにいる大人の日々の姿や行動、生き方を見て、良いことも悪いことも学びます。家庭とこども園という異なる環境で過ごす子どもの生活とその変化について、保護者と保育者は語り合い、助け合い、より深い信頼関係のなかで、日々の成長を見守ります。

こころとからだ、

まるごと全部で、遊びこむ

タワーをのぼって、トンネルをくぐって、ジャブ池で水遊び。大切にしたいのは、子どもたちが心も体もまるごと全部で遊びこむことです。「さつなえのもり」には、子どもたちが思う存分遊びこむための園庭があります。築山やタワー、砂場やジャブ池など、心と体をたくましく育むための工夫や仕掛けがちりばめられています。年齢も性別も体の大きさもさまざまな子どもたちが一緒に遊び、初めてのことや難しいことにも挑戦します。最初は失敗してヒヤリとするかもしれません。けれど、何度もくり返し挑戦するなかで、子どもたちは自分で考え、1つひとつ乗り越えていきます。これはまさに非認知能力(内面)が育っている証拠。昨日できなかったことが、今日はできるようになった。その達成感が子どもたちを強くします。 土や木、水など自然とふれあいながら五感をフルに使って遊びこみます。自分の好きな遊び、友達とのかかわり方、危険を察知して防ぐ方法、豊かな想像力と創造性、意欲を高める遊びのヒントなど、子どもが育つためのきっかけが園庭にはあふれています。

タワーに登ったり、ぶらんこを漕いだり、ストライダーに乗ったり。子どもたちの好奇心を育むたくさんの遊びが広がる園庭です。

園庭には自由に使える色々なアイテムが。みんなでアイデアを出し合い考えて遊びをつくります。使ったあとは棚に元通り!

じゃぶ池は足をつけて涼んだりジョウロを使ってみたりと、自由に水遊びができる場所。水を汲み上げるガチャポンプでは自然と助け合いが生まれます。

どろんこって楽しい!遊びの中で水や泥の感触を全身で確かめます。ダイナミックな遊びを通して新しい発見も。

異年齢の友達を見て、丸太を渡ってみたり。少しずつ登れた自信を積み重ね大きなタワーに挑戦する気持ちにつながります。

子どもたちが使うスコップは金属製。実際に土を掘る体験をすることで道具の扱い方を学びます。

さつなえのもりは、「生命いのちの森」

ホールコーナー

友達と体を思いきり動かしたり、パズルやこまなどを楽しんだりとそれぞれがやりたい遊びを存分に楽しみます。

保育室 1・2F

大好きな友達や先生と毎日一緒に過ごす保育室。一緒に考え、助け合い友達との絆が深まります。

乳児棟

家庭的な雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごしている乳児部。じっくりと保育教諭との信頼関係を深めていくことで、安心して園生活を送ることができるような環境づくりをしています。

アトリエ・おままごとコーナー

机上遊び・つくろうコーナー

やってみたい!作りたい!の気持ちを最大限に引き出し、子どもたちが何をして遊ぶのかを主体的に考え選べる仕掛けがたくさんあります。遊びに目的をもち、友達同士で協力しながら1つの大きな作品を作ることも。

えほんのもり

おいしさ、あふれる

もりのキッチン

みんなで食べるごはんは楽しい時間。「いいにおい」「あったかい」「なんだろう?」「しゃきしゃきする」「おいしいね」と、子どもたちが自分の五感で、感じる力を豊かに育む大切な時間です。こうして、子どもたちが食べる給食は、園内の「もりのキッチン」で作ります。味覚の発達する時期に本物の味を知ってもらうため素材や調味料1つひとつにこだわり、薄味で仕上げています。友達と一緒に準備や後片づけをすることで、食事のマナーやルールを自然に身につけます。

本物の味を知ってほしいから
献立は素材の風味を活かす
和食が中心です


安心な食材を、素材をいかす味付けで

乳幼児期は体や味覚を育てる大切な時期です。食べ物本来の味を「おいしい」と感じる力を育むため、食材はもちろん加工品や調味料もできるだけ添加物の入っていない良質なものを使います。例えばお米は食味ランク特Aの農薬を50%節減して栽培した道産ななつぼし、低温殺菌のこだわり牛乳、ベーコンなどの加工品は発色剤を使わない無塩せきのものなど。味付けはかつお節や煮干しでだしをとった薄味が基本です。だしをきかせることで少量の調味料でもおいしく食べることができ、素材そのものの味を感じられます。


アレルギーに配慮します

ご家庭と連携してアレルゲンとなる食材を除去するなど、アレルギーに対応します。代替食を用意する場合は、他の子どもとの差が少なくなるように配慮します。

からだをつくる大切な時期だから
不要なものを含まない
安心な食材を使います


成長に合わせた離乳食(乳児部)

子ども1人ひとりの成長に合わせて、その時に必要な離乳食を用意します。体調に合わせて調理を変えることもできますので、保護者、栄養士、担任で相談しながら一緒に考えます。

「食育」への取り組み

畑やプランターを利用し、子どもたちと一緒に野菜を育て収穫します。自分たちの手で育てることで野菜と季節の関わり、自分の体と栄養のことなどに関心を持ち、食べ物の大切さを知ることができます。収穫した野菜は子どもたちと行うクッキングで使用することも。料理の楽しさを味わうと食事をおいしく食べることができるようになり、食事を作ってくれる人への感謝の気持ちもわいてきます。さまざまな活動や食体験を通して、子どもだちの食習慣はより豊かなものになっていきます。

はじめのいっぽ 〜「やりたい!」「できた!」の叶う場所〜

乳児部

乳児部ではひとりの子どもに同じ保育教諭が1対1で丁寧に関わる育児担当保育を行います。初めて親元を離れる0歳から2歳の子どもが安心して過ごすことのできるように1人ひとりの育ちと生活リズムに合わせて子どもたちを見守ります。 乳児の生活のなかでもとくに大切な食事をいつも同じ大人が継続して行うことで子どもとの信頼関係が築かれ、情緒が安定していきます。また食事や午睡をいつもと同じ場所にしたり、ゆったりリラックスできる場所をつくったりしながら家庭に近い雰囲気を整えます。 食事、排雪、睡眠が安定することで1日の流れに見通しをもって過ごすことができ、充実した「遊び」につながります。遊びの中でたくさんの「楽しい」を見つけ「やってみたい」と様々なことに挑戦する姿も見られ始めます。 私たち保育教諭はその日その時、1人ひとりの子どもに合わせて大人を必要としているときのサインを見落とすことなくさりげなく手を差し伸べます。決して急がず、無理はさせず育ちの時間をゆっくりたっぷり過ごします。 乳児部でも毎日の生活と豊かな遊びを子どもたちに十分保障することで主体性が育ち、その力が発揮できるように環境を整え子どもの育ちを見守っています。


乳児部がめざすこども

  • こころもからだも健やかに、よく遊ぶ子ども
  • 落ち着ける環境で安心感をもって伸び伸びと生きる子ども
  • 0歳

    温かいふれあいを重ね情緒を育みます。

    1歳

    友達との関わりを通して遊びが広がります。

    2歳

    「自分でやる!」気持ちを大切にします。

    もっと、もっとが

    きっとたいせつ

    課外活動

    もっといろんなことを知って、もっともっと自分の世界を広げてほしいとの願いから、当園ではさまざまな課外活動を行っています。芸術や語学、自然体験など、日常のなかで本物を知り体験することは、子どもの心にもきっと深く響くでしょう。

    自然体験①

    自然体験②

    時には園を離れ、夏は流しそうめんや川遊び、冬は雪の森探検。五感をフル回転させ遊びに没頭します。

    自然体験③



    ともに、まなぶ

    ともに、考える「共育」

    父母会の活動

    ふたば会①

    園と一緒に子どもと保護者をつなぐためのお手伝いをしています。

    ふたば会②

    「子育て」という共通点を持つ保護者のみなさんが、情報交換をしながら楽しく交流できる場にもなっています。

    さつなえパパ会

    園の行事をお手伝いしたい!と結成された有志の会。行事のサポートや園庭作業まであらゆるところから子どもたちをバックアップしてくれています。

    さまざまな自然の恩恵のうえに
    人間の『生きる!』が守られています

    理事長コラム

    近年、ミツバチが各地で大量死している問題は、決してはちみつが取れなくなる問題だけではなく、植物が受粉するための媒介が減ることで作物が育たず、人間が生きていくための大切な糧を失っていることになります。これは、農作物に使用している農薬にあるといわれていますが、人間が思うように制御しているようで、実は様々なひずみが出始めているのです。 子どもたちはドロドロになってどんな遊びにも発展できる自然の中で過ごすこと、植物を育てること、多様な色彩や定型のない造形に感動することなど、自然こそ人が生きていくことに欠かせない豊かな恵みであることを、乳幼児期から実際に触れることで、その大切さを心に刻んでいきます。ただし、同時に、自然は時として大きな危険をはらんでいます。例え大人の管理下であっても怪我をするときはあります。しかし、完全に人間が管理しているだろう人工物に囲まれたなかでの遊びには「極度な安全」が担保されても、「好奇心をくすぐる発展」はなく、心が揺さぶられる感動もありません。そして、人間は所詮自然の猛威に手も足も出ず、福島の原発事故のように、自らが作ったものまでコントロールの効かないことがあります。ミツバチの問題についても然りです。決しておごらず、受け入れながら他と共生する力、そして、この先降りかかってくるかもしれない危険や苦痛から、自らを守る術を獲得するには、乳幼児期からの良質な経験によって「生きぬく力」を獲得するしかありません。一時の利便・利益の追求ばかりではなく、先を見通すことこそ、未来への繁栄があるというものでしょう。 さぁ!今こそ保育のあるべき本質にせまるときです!一緒に楽しみながら考えていきませんか?

    学校法人 清明学園 理事長
    司馬 政一



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    幼保連携型認定こども園さつなえのもり <自己評価結果>
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    札幌市東区東苗穂8条3丁目3-20
    TEL. 011-791-3703
    satsunaenomori@seimeigakuen.ed.jp

    幼保連携型認定こども園せいめいのもり
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    幼保連携型認定こども園おかだまのもり
    〒007-0837
    札幌市東区北37条東27丁目1-1
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    幼保連携型認定こども園もえれのもり
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