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園長だより - 最新エントリー

「感動、感激、感謝の発表会」

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園長だより
執筆 : 
satsunae 2014-11-28 13:10

 保護者の皆様はじめご家族の皆様、そしてお子さま達も楽しみにしている発表会が近づいてまいりました。先週からのインフルエンザを中心とした感染症があっといまに広がり、欠席や早退するお子さまがかなりの数にのぼり、総練習もすべて行うことができないうえ、やむなく2日間の臨時休園の措置をとらせていただきました。

 発表会当日は担任も含めてクラス全員がそろって発表ができることを願っているところです。当日はきっとお子さまたちの熱気あふれる一生懸命演じる姿に感激し、感動を分かち合い、お子さまの成長に喜び、会場いっぱいに感謝と祝福が溢れる日になることと思います。
 
「感動力」(サンマ―ク文庫 2007年)の著者、平野秀典氏が電車に乗っていた時のエピソードを紹介します。その電車に乗っていた時に幼稚園の年少組の団体が遠足か何かで乗ってきたそうです。先生たちはいつものことで慣れているので、あいていた著者の席の両サイドに、てきぱきと子どもたちをズラーっと座らせました。その時に感じたことです。
「子どもたちは何が楽しいのか、想像を絶する笑い声。エネルギーの塊の集団。どうやら、電車に一緒に乗っていることが楽しいらしい。そのとき、ふと考えた。私達大人には、このエネルギーがいつからなくなったのだろうかと。年齢を重ねるほど、経験を積むほど、減少する体験。もしかすると乳幼児のころは毎日、毎晩『感動』の連続だったのかもしれないと。毎日が新しいこととの出会い。わくわくする体験の連続。毎日どんな楽しいことが待っているのだろう。このころのエネルギーを大人の私達が取り戻すことは、本当に不可能なのだろうか?」このエピソードは幼児の特徴的な一場面をよく見ていると思います。確かに私達は幼児くらいまでは表現力全開で感動することがたくさんあったのではないでしょうか。新しい色々なことを体験し、失敗や成功をくりかえしながら、新鮮な毎日を通して急速に成長していた時期だったと思います。
 
 この時期は、体を思いきり動かす、絵をかく、歌をうたい音楽に合わせて踊るなど全身で喜びと楽しさを表現していたはずです。大人になればなるほど、行動するよりも物事を頭で論理的に説明する方法に長けてきますが、自分の身の回りにある環境に対して全感覚器官を使って表現し行動する能力はどんどん錆つき鈍感になっていく傾向があるように思います。
 特にこれからの時代、頭のみで「自分さえよければ「今さえ良ければ」「お金になりさえすれば」主義の大人にはなってほしくはないと思うのは皆様も同じ気持ちではないでしょうか。
 
 行動力は行動することでしか磨かれないように、表現力も積極的に表現することでしか磨かれないものです。大人も子どもと真剣に遊んでみるとわかりますが、そのエネルギッシュで豊かな感性や発想による行動力や表現力にきっと驚くはずです。人は誰でも幼児のころは表現力の達人だったという事実でもあります。表現力を磨くことは人にもともとあった感動力を高め、蘇らせることにもつながるという関係性があるようです。発表会でのこの機会にお子さまの表現する姿に触れ、皆さんの潜在する表現力と感動力を思い出し実感してください。子どもの光は大人を輝かせます。大人が光れば子どもも輝きます。
 

行動力と感性と表現力 

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園長だより
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satsunae 2014-10-24 15:10

 今月3日に開催されました、札私幼公開保育を無事終了することができました。公開保育クラスの保護者の皆様にはご協力いただきありがとうございました。各クラスとも子どもも教師も最初は多少の緊張もありましたが、生き生きした表情で楽しみながらテーマに基づいた活動を行うことができました。札苗幼稚園らしいファンタジー溢れる園舎内環境の中で「うわさ声」が響き渡る雰囲気に参加者の皆さんも心和む一日だったと思います。

公開保育と関連した本園の研究発表では、「子どもの感じる心は生きる力を育てていく『感心力』が大切である」と提言しました。これについては多くの現場の教師や園長、研究助言者にも共感をもって受け止められることができました。
この「感心力」の育ちは、子どもの興味や関心と子ども自らが行動を起こし様々なことを体験することが原動力になります。これは「意欲(やる気)」をはぐくむことにもつながります。
また、感心力のなかに示す「行動力」と「感性」と「表現力」は実に深い関係があります。
これは「脳」の働きや発達の観点からも説明できるようです。たとえば、身体を動かさずに、頭の中だけで済ませたほうが楽なのですが、脳は、元来は身体と共に機能するように生まれたものなので、手でかく、声に出して読む、おもちゃや遊具で遊ぶ、自然の中で思い切り遊ぶなど生き生きとした五感を駆使した実体験が、その後の脳機能にも強い影響があると言われています。
「やる気」も同様でやる気が出たからやるというよりも「やり始めるとやる気が出てきた」というケースも多くあります。乗り気がしない掃除もいざ作業をはじめてみると、次第に気分がのってきて、部屋もすっかりきれいになってしまったということもあるのではないでしょうか。
  毎月の園のたよりの園長コラムも取り組むまでに時間がかかりますが追い詰められて、いざ書き始めると調子がのってきたりします。
 
 最後にもう一つ大切なのは「感動体験」です。子どもの豊かな感性は、身近な環境と十分にかかわり、心を揺さぶられ、何かを感じ、考えさせられるようなものに出会い感動を得て、その感動を友達や教師と共有する体験がとても大切です。そのときの気持ちを友達や教師と共有し、表現し合うことを通して、豊かな感性を養うことができるようになります。
また、感性は自分の感情や体験を自分なりに表現する充実感を味わうことによって育てられます。また、感じたことを様々な方法によって表現することで表現力は一層磨かれていくというように、感性と表現力は相互の密接な関係性のなかで培われていくと考えられます。
園においては、子ども一人一人の感動を引き出せる「自然環境」や絵本、物語などが充実した「文化環境」、さらに、心を弾ませたりなごませたりするような絵や音楽がある「生活環境」やそれらに興味や関心を沸き立たせられるようなファンタジ―な園舎内外の環境構成などはとても重要な環境になってきます。何より一緒に共感できる「人的環境」の教師も大きな存在です。
 
 このことを踏まえて来る11月29日の「発表会」の表現活動では、各クラスの子どもと教師が一緒に楽しみながらつくりあげていくものにしていきたいと思います。どうぞ、お楽しみに!

秋の幼稚園も楽しいことが一杯!

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園長だより
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satsunae 2014-9-19 16:20

 さわやかな秋晴れの中で「さつなえフェスタ」は今年から幼稚園主催になり、さつなえフェスタ実行委員会の皆様を中心とした、たくさんのご協力をいただき無事終了することができました。さつなえフェスタ実行委員会の皆様はじめ、当日お手伝いいただきました保護者の皆様、さつなえパパ会のお父さんたちに厚くお礼申しあげます。特にさつなえパパ会のお父さんたちは、今年初めての参加になりますので、それぞれお仕事のお忙しいなか打ち合わせや準備など大変だったことと思います。屋上では暑さと煙にまみれ焼き台に集中し、園庭でも手際よく機械に向かって奮闘する姿は強くお子さまたちの印象に残ったことと思います。

幼稚園で行われました「お店やさんごっこ」はお子さまも楽しみながら進めてきました。当日の大きな盛り上がりの一つの要因には、さつなえフエスタの楽しい雰囲気が大きく影響していたと思います。

 
 今月後半の週には、「Welcomeお父さんWeek」があります。この機会にお父さんらしいスキンシップや体を使っての遊びをお子さまたちと一緒に楽しみながら過ごしてほしいと思っております。9月最後の土曜日に開催します、「わくわくファミリーデー」は、夏の森のようちえんで流しソーメンを行いました、石狩当別町のNPO法人TEC(旧川下小学校)にて親子アウトドアクッキングを行います。自然の恵みに感謝しながら秋の味覚を家族で楽しめる日になればと思っております。ここの校舎やグランドは昨年から清明学園とTECで共同管理を行っています。草刈りや枝払い、遊具のメンテナンス等です。10月には園の屋上ビオガーデンの桜の木を校庭に植え替える予定をしております。将来はここでお花見ができるのではないでしょうか。今後もこの場所や近辺の環境を生かして、様々な活動の計画をたてて有効に使えるようにと考えています。是非、保護者の皆様のアイディアや一緒に環境づくりをしていければと思っております。
 
 10月になりますと、札幌市私立幼稚園の公開保育が札苗幼稚園を第5会場として行われます。前号でもお知らせしていますが、公開保育クラスはじめ本園の自然体験活動の取り組みを実践発表する担当教員はいま、最後の追い込みをかけて内容を吟味しイメージをつくっているところです。当日は当初予定の受け入れ参加者の定員を大きくオーバーするほど多くの幼稚園関係者に来ていただくことになりました。改めまして、特に当日登園します公開保育クラスに当たりますご家庭の皆様にはいろいろご協力願うことになりますが、よろしくお願いいたします。
 
 「子ども子育て支援新制度」について先にお知らせしましたが、次年度に向けて保護者の皆様には「支給認定申請書」(9月中配布)提出など事務手続き上お手数をおかけすることになります。園の事務処理量も増えますがスムーズな対応と処理を行えるようにしていきたいと思いますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
 

自然から学ぶ、生きる力

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園長だより
執筆 : 
satsunae 2014-8-25 16:10

  夏休み中は、日本を直撃した台風11号や前線の影響による集中豪雨が各地に大きな被害をもたらしました。記録的な大洪水は米国はじめ南米、中国やロシア、ヨーロッパなど世界中に発生しています。皆様には被害にあうことがなかったこととは思いますが、突然の自然の猛威の前には人間の力も及ばないことをつくづく感じさせられます。この被害は作物の生育や収穫にも今後影響を与えていくのではと懸念されます。災害もそうですが、西アフリカのエボラ出血熱のような感染症の拡大も自然からの我々人類に対しての何らかのメッセージなのかもしれません。人間と自然がバランスをとりながら共生できる方法を考え行動を起こし続けていくしかないのではないでしょうか。

 園では、自然とかかわる活動を夏休み中にいくつか行いました。「さつなえ森のようちえん」、姉妹園3園と冒険クラブ合同の「僕達私達の居場所は大自然」はそれぞれの活動テーマで2回ずつ行いました。また、清明学園のご家族対象の8月23日からの1泊2日のキャンプ「親子野外教室」も開催いたしました。いずれの活動も普段ではなかなかできない思い出に残るよい体験となったことと思います。
 
 10月3日から4日に開催されます、北海道・札幌私立幼稚園の研究大会では本園が公開保育担当園になりました。公開保育のテーマは「意欲を育てる人と自然とのかかわり」です。サブテーマには「五感を使って自然とかかわろう!」です。今回公開保育にあたる年少から年長までのクラスでは、それぞれの発達に応じた表現遊びや自然物を使っての活動や、ネイチャーゲームを行います。
 幼児期に頭も体も動かすこと、特に五感を存分に使うことが、身体機能の発達だけでなく脳の成長にとっても必要であることが明らかになっています。成長期に十分に体を動かさないことは、運動能力だけでなく心身の発達全体に影響が及ぶと考えられています。
 また、文科省の調査では、自然体験の多い青少年の中には、道徳観・正義感があり学習意欲・課題解決意欲の高い青少年の多いことや、集団による長期キャンプは、積極性や協調性を高め判断能力を育てるといった社会性の育成に効果が高いことが明らかになっています。これは自然という人間が完全にはコントロールできない環境の下で、仲間と一緒に様々な課題や困難に立ち向かう中で、仲間や指導者に支えながらこれらの育成がされていくためと考えられています。このことは幼児期の自然体験や遊びを通しての育ちにもいえることではないかと考えテーマを設定し、研究に取り組んでいるところです。皆様のご協力もよろしくお願いいたします。
 
 2学期もお子さまや保護者の皆様にとっても楽しい様々な活動や行事が予定されています。
かけがえのないこの幼稚園時代にお子さまと一緒に保護者の皆様もその場面を大切にして、お子さまのことを分かろうと思って自分の気持ちをお子さまの心に寄り添わせ、共感しあいながら、過ごしていただきたいと思います。
 
 
 

楽しい、うれしい笑顔はうつります!

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園長だより
執筆 : 
satsunae 2014-6-27 16:21

  第43回運動会は、ちょうど夏至の日に重なりました。記録的な長雨からやっと解放され気持ちのよい、運動会には最適なお天気の中で行うことができました。

 お天気にも恵まれましたが、皆様からの温かいご声援やご協力のおかげで、今までお子さまが積み重ねてきた練習の成果をしっかりと表現できた素晴らしい運動会になりました。
 会場ではお子さまやご家族の皆さんのいっぱいの笑顔がいたるところで見られました。
笑顔は人にうつります。そして楽しさを共感することにつながります。
 
 赤ちゃんに微笑みかけると、笑顔で返してきます。この事実からもわかるようにそもそも私たちヒトは、相手の仕草を真似する癖があります。特に共感している相手には無意識に似た動作をするようです。真似するから共感するという側面もあるかもしれません。表情から感情を読むときも、例えば「笑顔」でいる相手を見たら、自分もその表情を少しだけ真似してみるわけです。すると、笑顔の効果で、自分の気持ちも何だか楽しくなります。「真似したら、楽しくなった、うれしくなった」ということは相手が「楽しかった、うれしかった」ということになります。
 
 脳科学では、人間やサルには、顔の特徴をもつ刺激のみ反応するという「顔ニューロン」と呼ばれる神経細胞が存在することが明らかになっているそうです。これは人間関係能力形成の基本的方法として、直接顔と顔を突き合わせる対面コミュニケーションが脳に組み込まれているというのではないかという考えです。
 最近は情報メディアを利用したバーチャルコミニュケーションが急速に普及していますが、便利な半面、利用の仕方によっては脳への悪い影響もいろいろと指摘されています。
 園生活の中ではお子さまや教師が直接顔と顔を向き合い、ぬくもりのある人と人とのかかわり合いを通して育つコミュニケーション能力や感性を大切にしています。原体験を通してコミュニケーションの基礎をしっかり作ってからバーチャルコミニュケーションの世界に入っていけるように、まわりの大人も今一度、情報ツールの使い方を見直さなければならない時代であるよう思います。
 
 年長組はこのあと、1泊2日の幼稚園でのお泊まり会がやってきます。友達と教師と一緒に過ごすお泊まり会は、お互いが支えあいをしながら様々な場面を通して「考え」「判断し」「行動」することを体験していくことになるでしょう。楽しい場面もあれば時には困難な課題もあるかもしれませんが、友達と教師とともに一緒に乗り越えていくことと思います。
 お子さまも教師もみんなで顔と顔を向き合い、いろいろな体験と交流を深められる特別な日になるようにしていこうと職員一同楽しみにしております。