子どもたちへの一番大切な贈り物…❤

子どもたちの【生き抜く力(非認知能力)】を、自ら取り組む良質な実体験を通して育て伸ばしたい!
そう願いながら日々の保育を進めています。その根本には、子どもたちが生まれながらに素晴らしい力や感性・心を
持っていることを信じ、それを自ら体験することで、さらに大きく・広く・深くしたいという思いがあります。
この思いは、子どもたちにとって間違っていない!そう思えた本です!

センス・オブ・ワンダー  レイチェル・カーソン 著 ・ 上遠恵子 訳

(原文のまま、一部抜粋)

子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。
残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力を
にぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
 もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、
世界中の子どもに、生涯消えることのない<センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性>を
授けてほしいとたのむでしょう。
 この感性は、やがて大人になるとやってくる怠慢と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、
つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。

 わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭を悩ませている親にとっても、
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。
 子どもがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒や
ゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土地を耕すときです。
 美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、
賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよみさまされると、次はその対象となるものについて
もっとよく知りたいと思うようになります。そのように見つけ出した知識は、しっかりと身に付きます。
 消化する能力がまだそなわっていない子どもに、事実をうのみにさせるよりも、むしろ子どもが知りたがるような
道をきりひらいてやることのほうがどんなにたいせつであるかわかりません。

※ 本書は、著者<レイチェル・カーソン>が甥のロジャー(正確には姪の息子)と一緒に、
海辺や森の自然の中で過ごした経験をもとに書かれた、エッセイ風の作品です。

ロジャーとともに体験 した自然の描写だけでなく、レイチェル自身がそれまでに体験してきた自然、
そしてその自然に 対する思いが、美しい言葉とやさしい文体で綴られています。  
レイチェルは、アメリカのベストセラー作家。
代表作に、環境汚染と破壊の実態を世にさきがけて告発した【沈黙の春】があります。 
プリンタ用画面

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